3E3K webmaster



 多くの人が集まると、キラメクいろいろな才能の中で、
心がトキメキます。教えたり教えられたりのダイナミッ
クな刺激の中で、諸種の才能が融合し新たに開花します。
それを見ることができるのは素晴らしいことです。
 その、トキメキを体験するために、私は「三つのE」
を大切にしています。それは、自分が楽しむ(enjoyment)
人々を楽しませる(entertainment)勇気(元気)を与える
(encouragement)です。それと「三つのK」も大事にし
ています。通常のいわれている「キタナイ」「キツイ」
「キケン」の3K!に、もう一つ「稼ゲナイ」を加える
と4Kになりますが、そうではなくて「創造への三つの
K」です。それは、好奇心・感動・感性 です。
 好奇心は少し知っていたり、興味があるけれど、よく
(=詳しく)は知らない、というところに起こり易いもの
です。好奇心は感動の源泉です。
 感性は美的バランス感覚、自分の美意識を決定づける
もので、感動をカタチ(=表現)にする上で重要な働きを
します。この 3E3K で触れ合います。何事も、自分
が楽しめないのでは長く続きませんし、好奇心が無けれ
ばアクティヴィティは枯渇してしまい、おもしろくあり
ません。
 おもしろさ、というのは違った次元のものが、どこか
で一瞬触れ合う、そのふれあいの時点に立ち合ったとき
の感動のこと。おもしろさの程度とは、その次元の差異
の大きさで、それが大きければ大きいほど、おもしろい。
わずかの差でも異次元のものが触れ合えば、おもしろい。
 お互いにわからないままでも、なにかしら共通の地盤
(=風土)を持てば、より広い世界の中で共存できる。理
解を共にするのではなくて、存在を共にすると、アイデ
ンティティがついた途端に一瞬、両方がパッと見える。
その対応のつく相手が自分にとって異質であればあるほ
ど、おもしろい。
 誤解の裾野は広いほど、おもしろい。

 これを書いたのは2年前のこと、いま改訂するとすれ ば「empower (enable)」を追加して 4E3K としたい。  プロジェクト・リーダーなどには重要な「ひとつのE」 ですね。 〔2004.02.20:追記〕


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